(5) 疑問詞+to do
さて、中学校三年生の範囲ですが、以下の通りでしたね。
(1) 受け身
(2) 現在完了形(継続・経験・完了)
(3) 不定詞(副詞的用法:原因)
(4) want+人+to do
(5) 疑問詞+to do
(6) It is . . . for+人+to
(7) 間接疑問文
(8) 関係代名詞
(9) make
(10) 現在・過去分詞
今回は(5)~(7)の範囲になります。
比較的理解しやすい内容だと思いますので、テンポよく進んでいきましょう!
(5) 疑問詞+to do
中学二年生から不定詞について学んできましたが、ここでは疑問詞のあとに付くto doの形を学びます。
①I know how to play soccer.「僕はサッカーの仕方を知ってるよ」 ②She knows where to go.「彼女はどこに行けばいいかを知っている」 |
例文①ですが、疑問詞howのあとにto playが付いています。
how to doは「〜の仕方」という意味ですから、この場合はhow to playで「サッカーの仕方」となります。
日本語でよくハウツー本などと言いますが、英語ではhow toですね。
また、例文②では疑問詞whereのあとにto goが来ています。
where to do で「〜すべきところ」という意味になりますので、where to goで「行くべきところ」となります。
このように、what, who, whichなどの疑問詞にto doが付くと特別な意味なるので注意が必要です。ex. Ask him when to start.「いつ始めればいいか、彼に聞いて」
*例えばwhat to doであれば「何をすべきか」という意味になります。
(6) It is . . . for+人+to do
これも日本語にはない英語特有の構文ですね。
「人が〜するのは…である」という意味です。
日本語だけだとわかりにくいので、例文を見てみましょう。
①It is necessary for me tolearn how to play soccer.「私はサッカーの仕方を学ぶ必要がある」 |
necessaryという形容詞は「必要だ」という意味です。
me「私」にとって、learn「学ぶ」ことがnecessary「必要だ」ということになります。
how to doは疑問詞+to doのところで習った通り、「〜の仕方」という意味でしたね。
ですので、文全体で「私がサッカーの仕方を学ぶということが必要である」という意味になります。
この場合、Itは「それ」という意味ではありません。
to do(ここではto learn)以下の内容で置き換えて考えておきましょう。
It = to learn~。
この場合の不定詞の内容をする人(意味上の主語)はme「私」です。
必ずIt is . . . for 人 to doの語順になりますので、覚えてしまいましょう。 ex. It is important for you to study English.「君にとって英語を勉強することは重要だ」
It = to learn~。 この場合の不定詞の内容をする人(意味上の主語)はme「私」です。
必ずIt is . . . for 人 to doの語順になりますので、覚えてしまいましょう。ex. It is important for you to study English.「君にとって英語を勉強することは重要だ」
(7) 間接疑問文
疑問文が文の中に入り込むと、語順が変わります。
これを間接疑問文と言います。
疑問文の内容なのですが、一般的な文と同じ語順になりますので、注意が必要です。
例文を見ておきましょう。
①I knowwhat I should do.「私は自分が何をすべきかわかっている」 |
本来であれば、What should I do?「私は何をすべきなんだ?」という疑問文があるはずなのですが、それがI knowから始まる文の中に入り、語順が変わっています。
間接疑問文の場合は<疑問詞+主語+動詞>の順番になります。 ex. I don’t know when he finished homework.「彼がいつ宿題を終えたのかを私は知らない」
(To be continued . . .)
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