【英語学習法】英文法(高校生編初級~中級⑦)形式主語、形式目的語、seem to/ it seems that、同格

(1) 形式主語、形式目的語

it にはもともと「それ」という意味がありますが、時として、そのような意味を与えられず、形式的に主語や目的語としてしか機能しないことがあります。

難しい用語ですが、このようなitを形式主語や形式目的語と呼びます。

実際に例文で確認してみましょう。

It is important that you study English.「英語を勉強するのは重要だ」<形式主語>
It is fun to play soccer.「サッカーをするのは楽しい」<形式主語>

それではまず、形式主語からです。

もし例文①のitを「それ」と解釈してしまうと、文意を取ることができません。

「それは重要だ、あなたが英語を勉強するということ」???

この場合には、itを「それ」ではなく、that以下の内容だと理解してみましょう。

つまり、<It = that you study English>です。

そうすると、It (=that you study English) is important.と理解することができます。

このように、itが「それ」という意味を持たず、形式的に主語(「〜は・が」に当たるもの)になっている時、「形式主語」と呼ばれます。

他にも、It is possible that it will rain.「雨が降るかもしれない」というようなものがあります。

同様に、例文②もItは形式主語として機能しています。

例文①と同じように、Itは形式的なもので、具体的にはto以下の内容を受けています。

すなわち、<It = to play soccer>です。

書き換えると、It (=to play soccer) is fun.となります。

次に、形式目的語というものを見てみましょう。

①I think it important that you study English.「英語を勉強するのは重要だと思う」<形式目的語>
②I found it easy to study English.「英語を勉強するのは簡単だと思った」<形式目的語>

今回も、itには「それ」という意味はなく、形式的にthat以下とto以下の内容を受ける目的語になっています。

例文①は書き換えれば、I think it (=that you study English) important.となります。*think A B「AをBだと思う」

例文②はI found it (=to study english) easy.となります。 *found<find「〜だと思う、見つける」find A B「AをBだと思う」

長文ではよく登場するitの使い方ですから、必ず覚えておきましょう。

(2) seem to/ it seems that

「〜のように思える」という場合には、seem toやit seems thatという表現が使われます。

①My baby seems to understand Japanese.「私の赤ん坊は、日本語を理解しているようだ」
It seems that my baby understands Japanese.「私の赤ん坊は、日本語を理解してるようだ」

例文①と②は同じ意味です。

両方とも、「〜だと思われる」という意味を生み出しています。

注意点としては、seem toの場合、主語と時制に合わせてseems toとなったり、seemed toとなったりするということです。

It seems thatも、過去形にする場合は、It seemed thatとなります。

*例文②のItは「漠然とした状況」を表すitです。

(3) 同格

この表現も、長文を読んでいるとよく登場します。

同格とは、ある語の補足や言い換えをする際に、同じ働きをする語句を付け加える用法のことです。

例文で確認してみましょう。

Kazuo Ishiguro, a writer, won the Nobel Prize.「作家のカズオ・イシグロはノーベル賞を受賞した」

例文①では、Kazuo Ishiguro = a writerという関係が成り立っています。

このような関係に置かれている語句を同格と言います。

Check!
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次のような場合にはコンマ(,)を用いません。ex. My friend Johnis a teacher.


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