Hello, there!
英語講師のnirasakiです。
前回で、無事に中学一年生分は終わりましたね。Congratulations!
非常にいいペースです。
この勢いそのままに、早速中学二年生に突入しましょう。
中学二年生では、多少なにどが上がりますが、中学一年生の内容を少し発展させたぐらいのものですから、きっとできるはずです。安心してください。
それでは、中学二年生で学ぶ内容は以下の通りです。
be動詞過去形
過去進行形
be going to / will
have to / must
There is 構文
不定詞(副詞的・名詞的・形容詞的用法)
動名詞
look, show, callの使い方
接続詞if, that, when, because
比較
少しずつ、英文法らしい用語がいくつか出てきましたが、不安になる必要はありません。一つずつ丁寧に見ていきましょう!
(1) be動詞過去形
中学一年生では、一般動詞(「する」「行く」など)の過去形を習いましたが、二年生ではbe動詞を活用し、過去形を作る方法を学びます。
①I was a boy.「私は少年でした」 ②Were you a boy? / Yes, I was. [No, I was not [wasn’t]「あなたは少年でしたか?」「はい、そうです[いいえ、違います]」 |
I, he/she/it, 名詞の単数形などはwas、you, we, they, 名詞の複数形などはwereを用います。
活用自体には、特に問題はないと思います。
次のポイントでは、be動詞の過去形の具体的な使い方を学ぶことができますので、合わせて見ていきましょう。
(2) 過去進行形
現在進行形はbe+-ingで作ることができましたが、過去進行形は<be(過去形)+-ing>で作れます。
つまり、be動詞を過去形にするだけで作れるということです。
①I was [was not / wasn’t] playing soccer.「私はサッカーをしていました[いませんでした]」 |
例文は主語をIにしたものですが、be動詞の過去形のところで学んだように、主語に応じてbe動詞を変え、-ingを付ければ過去進行形はすぐに作れます。
You can do it!
(3) be going to / will
次に、これから先の未来の事柄について述べる時に便利な2つの表現、be going to「〜するつもりだ」とwill「〜だろう、しよう」を習います。
似たような事柄を表す表現が二つ登場するため、多少わかりにくいかもしれませんが、両者の違いも解説しておきますので、確認してみてくださいね。
(私が学生の時には、特に解説らしいものはあたえられませんでした. . . 。)
①I am [not] going to play soccer.「サッカーをするつもりだ[ではない]」 ②I will [I’ll] play soccer.「サッカーをしよう」 |
be going toとwillは両方とも未来の事柄について述べますが、be going toの方が「だいぶ前に決めた事柄」であるのに対して、willの場合は「短い期間で決めたもの」であることが多いです。
上の例で言えば、①は少し先の事柄に関する本人の考えを述べているというニュアンスがあるのに対し、②はその場で決めていると理解することができます。
今後、具体的な場面において、実際に両者がどのように使われるかを見ていくと、使い分けが少しずつわかってくるはずですから、Never mind!
(4) have to / must
続いて、「〜しなければならない」という意味のmustとhave toについて学習します。
be going to / willと同じで、また2つ同じような意味の表現が出てきましたね。
とりあえず、例文を見ておきましょう。
①You have to play soccer.「あなたはサッカーをしなければならない」 ②You must play soccer.「あなたはサッカーをしなければならない」 |
日本語訳では①も②を同じ意味ですが、ニュアンスには大きな違いがあります。
have toには、「ルールや状況など、客観的なものによって義務・命令が生じる」という意味合いがあります。
一方のmustには、「話し手の主観的な意思や命令」というニュアンスが含まれます。
例文①の場合は、youがサッカーをしなければならない何か特別なルールがあったり(そんなものはないかもしれませんが)、youの置かれている状況的にサッカーをせざるを得ない、という意味合いがあります。
対して、例文②の場合は、youに対して話しかけている人物の主観(「あなたはしなきゃいけないんだよ!(命令的)」というような)が入っています。
これら両者の使い分けも、今後様々な場面で使われているのを目にすれば、感覚的につかめてくるものと思われます。
*have toですが、発音が「ハヴ・トゥー」ではなく、「ハフ・トゥー」となりますので、注意してください。
留学中に、何も考えずにある場面で「〜しなければならない」という意味でmustを使ったら、”Must!?”と驚かれたことがありました(具体的な文脈は覚えてませんが)。
以外に使い分けは大事かもしれませんね。
(5) There is 構文
「〜がある」という、何かの存在を表す際に使われるのが「There is 構文」と呼ばれるものです。
便利な表現ですから、実際の使わい方を見て、覚えてみましょう。
①There is a pen.「ペンがある」 ②Is there a pen?「ペンはありますか?」 |
「ペンが一本存在している」と言いたい時には、①のように言います。
もし、「ペンが(複数)存在している」と言いたい時には、There are pens.となります。
ポイントは、後ろに来る名詞の単複形に合わせて、be動詞が変わるということです。
少し発展的な話になりますが、「ペンが一本あった」と言いたい場合は、There was a pen.となります。
また、疑問文にしたい場合は、②のように、thereとbe動詞を倒置すれば作れます。
「ペンが一本あったのですか?」と聞きたい場合は、Was there a pen?とします。
一点注意ですが、もし誰かに「ペンはありますか?」と聞きたい時には、Do you have a pen?と聞いた方がより自然でしょう。
②のようにして聞くと、少しおかしな感じがします。
練習問題
<be動詞過去形>
①( )( )( )( ).「私は少年でした」
②( )( )( )( )? 「あなたは少年でしたか?」/ Yes, I was. [No, I was not [wasn’t]「はい、そうです[いいえ、違います]」
<過去進行形>
①( )( )( )( ).「私はサッカーをしていました」
<be going to/ will>
①( )( )( )( )( )( )( ).「サッカーをするつもりだ[ではない]」
②( )( )( ).「サッカーをしよう」
<have to/ must>
①( )( )( )( )( )「あなたはサッカーをしなければならない」
<There is 構文>
①( )( )( )( ).「ペンがある」
②( )( )( )( )?「ペンはありますか?」
(To be continued . . .)