Youtube で公開している「TOEIC730点Part5 100題 1問20秒で解けますか?」の簡単な解説を行います!
1.At that moment, Jane asked his brother whether he wanted — cup of tea.
(A) others (B) the other
(C) another (D) other
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正解:(C) another
その時、ジェーンは弟にもう一杯お茶はどうと聞きました。
ポイント:「同じものをもう一つ」という時はanother。othersは「他の人たち」、the otherは2つのうちのもう一方のもの。この文ではother「他の」は不可。
2.
2.In the economics course, all the students are required to submit — essays by weekend.
(A) their (B) them
(C) they (D) themselves
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正解:(A) their
経済学コースの学生は、全員今週末までにエッセイを提出する必要がある。
ポイント:後ろに名詞 essays「エッセイ」が来ているので、この語を修飾する代名詞・所有格のtheirが正解。
they「彼らは」は代名詞の主格(~は、が)、them「彼らを」は代名詞・目的格(~を、に)、themselves「彼ら自身」は再帰代名詞と言われるもの
3.I’m so sorry, but I can’t go out today because I have — homework to do.
(A) no (B) quite a few
(C) many (D) a lot of
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正解:(D) a lot of
申し訳ないけど、やらなければならない宿題がたくさんあるから今日は出かけられない。
ポイント:homeworkは不可算名詞なので、quite a few「かなり多くの」や manyは使えない。noは homeworkを修飾できるが、それでは文意が通らない。
4. To my great surprise, there was — audience at the venue on that day.
(A) many (B) a large
(C) a lot (D) a few
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正解:(B) a large
たいへん驚いたことに、その日の会場にはたくさんの観客がいた。
ポイント:選択肢はすべて形容詞(句)(主に名詞を修飾するもの)なので、単語と単語の繋がり(コロケーション)の問題だということがわかる。
audienceは集合的に扱われる名詞で、しばしば修飾語を伴って用いられます。選択肢の中でこの語を修飾できる形容詞は、 largeのみ。
There were many audiences.などとは言わないので注意。to one’s (great) surpriseは「~の(たいへん)驚いたことに」。
この類の問題は、慣れてくると1.選択肢を見る => 2.空欄の前後を確認するの2ステップだけで正解に辿り着けるようになるので、早い段階で慣れてしまいましょう! 速い人は10秒かからずに解答できるはずです。
*コロケーションは慣れるしかないので、少しずつ自分の中でデータ量を増やしていきましょう。
5. The president of the company wanted to know what — thought about the financial restructuring plan.
(A) another (B) others
(C) other (D) the other
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正解:(B) others
その会社の社長は他の者たちがその財政再編計画についてどう考えているのか知りたかった。
ポイント:まず what以下は節(文のこと。S + V ~=「~は…する」の形)になっており、knowの目的語となっている。空欄部はその文の主語に当たる部分なので、others「他の人たち」を挿入するのが正解。ぜひ Q. 2の類題として理解しておきましょう。financial「財政の」= of moeny。
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